患者情報16人分入りのUSB紛失 鹿児島大学病院 情報流出、不正使用「確認されていない」

 2021/12/01 20:40
鹿児島大学病院
鹿児島大学病院
 鹿児島大学病院(鹿児島市)は1日、患者16人の名前や年齢、性別などの情報を記録したUSBメモリーを医師が紛失したと発表した。情報流出や不正使用は確認されていないという。

 総務課によると、2002年9月~20年2月の診療データで、診察券番号、治療の有無を英語で示した情報を合わせて5項目が記録されている。病名は入っていない。使用を禁止している個人所有のUSBに保存され、パスワード設定や内容暗号化の安全対策はされていなかった。

 医師は医局内の症例検討に使うためにデータを作成。10月15日に医局の机で使い、鍵付きの引き出しに保管し帰宅したつもりだったが、18日朝に入っていないのに気付いた。院外への持ち出しはなく、盗難の可能性は低いという。

 患者には文書で謝罪した。医師は文書による厳重注意処分とする。坂本泰二院長は「極めて重大な問題。個人情報の管理・運用の教育を徹底する」とのコメントを出した。