目を奪われる300年前の装飾 「国宝」霧島神宮で特別拝観始まる

 2021/12/03 11:07
色彩豊かな龍柱に見入る参拝者=2日、霧島市の霧島神宮
色彩豊かな龍柱に見入る参拝者=2日、霧島市の霧島神宮
 鹿児島県霧島市の霧島神宮で2日、国宝指定の答申を記念した社殿の特別拝観が始まった。参拝者は普段立ち入りできない拝殿を見学し、約300年前から受け継がれてきた彫刻や絵画の色鮮やかな装飾に目を奪われた。

 1日4回、事前予約した計約200人が参加。神宮の歴史や建物の特徴について神職の解説を聞き、東アジア文化圏の影響を受けたとされる龍柱(りゅうばしら)などに見入った。鹿児島市上荒田町の主婦田中千由さん(61)は「装飾がきれいで感動した。厳かな雰囲気を味わえた」と喜んだ。

 特別拝観は1人千円、中学生以下無料。要予約。今月23日までと来年2月にも行う予定だが、いずれも定員に達した。3月以降の申し込みは1月中旬からホームページで受け付ける。権禰宜(ねぎ)の税所秀一さん(50)は「先人の素晴らしい建築物を見てほしい」と呼び掛けた。
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