コロナと闘う者の歌が聴こえるか…医療従事者へ〝卵〟からエール 書道パフォーマンス 鹿児島・鳳凰高が九州沖縄2位

 2021/12/06 20:55
九州2位に輝いた鳳凰高書道部員と作品=福岡県粕屋町(同校提供)
九州2位に輝いた鳳凰高書道部員と作品=福岡県粕屋町(同校提供)
 南さつま市の鳳凰高校書道部が第1回全国高校「書道パフォーマンス」グランプリ九州沖縄大会(イオンモール主催)で、コロナと闘う医療従事者をテーマにした表現で準優勝に輝いた。部員の大半が医療従事者を志望。感謝とエールの気持ちを示し、志を新たにした。

 部員11人のうち看護科6人、総合福祉科1人。各大会の中止が続き未経験者ばかりだったが、顧問の中堂園晴美教諭が投げ掛けたテーマに共感し8月、参加を決めた。部活動が制限される中、2カ月間で仕上げ、DVD審査を経て5校が出場できる大会へ挑んだ。

 福岡県粕屋町で11月14日にあった本番では、ナース服姿で看護師になりきり、横6メートル、縦4メートルの用紙に向かった。映画「レ・ミゼラブル」の歌の一節「戦う者の歌が聴こえるか 鼓動とドラムが響き合えば新しい熱い命が始まる」を力強く大書して、医療の最前線へ声援を送り、看護師の顔を挿絵に描いて謝意を伝えた。

 中堂園教諭は会場の反響から「メッセージ性は一番強かったと思う」と評価する。2年の中倉安里主将は「惜しかったけど、みんなで心を一つに短期集中で練習に打ち込み、最高の表現ができた。看護師になりたいという強い思いへつながった」と話した。