もうすぐ締め切り「ふるさと納税」 わがまちの稼ぎ頭ベスト3 出水市の1位は「黒毛和牛ユッケ」、さつま町は「豚生餃子」 鹿児島

 2021/12/27 21:10
生卵を乗せた「県産黒毛和牛ユッケ」
生卵を乗せた「県産黒毛和牛ユッケ」
 2021年分のふるさと納税は、間もなく申し込みの締め切りとなる。巣ごもり需要などで人気が高く、税収の柱の一つに据える自治体も増えてきた。どんな品が“稼ぎ頭”なのか。出水市とさつま町のトップ3を調べてみた。(順位は11月末現在の返納品額)

 出水市の1位は地元産牛肉も使われる「県産黒毛和牛ユッケ6人前」(カミチク)で、全体の11%を占めた。「芋焼酎900ミリリットル5種5本セット」(三浦屋)、「黒毛和牛ハンバーグ8個といずみどりからあげ200グラムセット」(スーパーよしだ)が続く。

 ユッケが初の首位となり、市企画政策課は「この1、2年、おつまみや家族で食べられる商品の人気が上がってきた」と巣ごもり需要の高まりを指摘。4位には「鶏ムネ肉8キロ」(同)が入り、「量の多い返礼品は、制度が始まった当初から魅力度が高い商品になっている」と説明する。

 全体のふるさと納税額は約2億5000万円。

 さつま町の1位は、地元の旭ファームが生産した豚を使った「鹿児島うんまか豚生餃子」(寺師)。2位が「寺師の国産牛もつ鍋セット」(同)で、3位は町内牧場で育った牛を使用した「南国黒牛ヒレステーキ2種盛り」(カミチク)が続く。

 町によると、新型コロナの影響でゆっくりと自宅で食べられる商品が人気となっている。7月の豪雨災害を支援するための「返礼品なし」の寄付も622件809万8655円に上っており、本年度の総額は昨年度の2億560万円の2~3割増となる見込み。

 「薩摩切子古式かぐや」(薩摩びーどろ工芸)や「たけのこ水煮詰め合わせ」(北薩農産加工場)も好評という。