牛の正しい慣らし方、立たせ方とは? 農業系高校生と大学生が家畜市場で調教技術を実践学習

 2022/04/26 21:21
ロープの結び方を学ぶ生徒=26日、鹿屋市の肝付中央家畜市場
ロープの結び方を学ぶ生徒=26日、鹿屋市の肝付中央家畜市場
 鹿児島県内の農業系高校と県立農業大学校の生徒を対象とした、牛の調教技術の勉強会が26日、鹿屋市の肝属中央家畜市場であった。10月に霧島市と南九州市で開かれる全国和牛能力共進会(全共)に向けて、牛の慣らし方や正しい立たせ方を学んだ。

 今年の全共から、特別区「高校・農業大学校の部」が新設されるのを見据え、県学校農業クラブ連盟と全国和牛登録協会鹿児島支部が初めて開催。7校から14人が参加した。

 講師を務めるJA鹿児島きもつき職員らの指導を受け、牛の誘導や、調教用のロープを鼻輪にくくりつける方法を体験した。まだ調教を受けていない若い牛に、生徒たちは悪戦苦闘。鹿屋農業高校3年の有馬翔太郎さんは「思った方向に動いてくれなくて難しかった。もっとうまくなりたい」、1年の森元陽哉さんは「全共に向けて時間を見つけて練習する」と意気込んだ。

 同協会の坂元信一副支部長(62)は「不慣れながらも一生懸命取り組んでいた。技術を継承し、全共での好成績につながれば」と語った。