鹿児島U 後半ロスタイムに同点弾、鹿屋体大に辛勝で天皇杯へ 主力と控えの実力差に課題 サッカー鹿児島県選手権

 2022/05/10 14:30
後半ロスタイム、鹿児島U・井原が倒れ込みながらシュートを放ち、同点に追いつく=白波スタジアム
後半ロスタイム、鹿児島U・井原が倒れ込みながらシュートを放ち、同点に追いつく=白波スタジアム
 サッカーの第37回鹿児島県選手権(県サッカー協会、南日本新聞社主催)は8日、鹿児島市の白波スタジアムで決勝があった。鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)が、延長の末に鹿屋体大を3-2で破り、2連覇を果たした。

 鹿児島Uは、第102回天皇杯全日本選手権の出場権を獲得。鹿児島Uは22日、白波スタジアムである天皇杯1回戦で、福岡県代表のギラヴァンツ北九州(J3)と戦う。

◆土壇場でプロの本領

 鹿児島Uが1-2で迎えた後半ロスタイム。「このまま終わるわけにはいかない」。ラストワンプレーのFKからDF井原が同点弾を押し込み、延長戦で決着。土壇場でプロの本領を発揮し、辛うじて面目を保った。

 リーグ戦から中2日。主力はベンチから見守り、控え組が多く先発した。ただ、大学生相手に何度もボールを奪われ、カウンターをくらう。躍動感のある本来の攻撃は影を潜め、自陣でボールを回しているだけのように見える時間もあった。

 終盤まで劣勢は続き、米澤や有田ら主力を投入せざるを得なかった。ゲームキャプテンを務めた野嶽は「(普段の)スタメン組に助けられた。元々のメンバーで取り切りたかった」と唇をかんだ。

 主力と控え組の実力差が浮き彫りになった試合だった。大嶽直人監督は「パフォーマンスは問題ない。個性を出してくれた」とした上で、ゴール前の強度やボールの奪いどころに改善を求めた。