鹿児島県高校総体が開幕 自転車皮切りに32競技 20日から本格化、6月7日まで

 2022/05/16 17:00
シエルブルー鹿屋の選手と競り合う杉野翔一(右、南大隅)=錦江町
シエルブルー鹿屋の選手と競り合う杉野翔一(右、南大隅)=錦江町
 2022年度鹿児島県高校総合体育大会は15日、自転車競技を皮切りに幕を開けた。競技は20日から本格化し6月7日までに、駅伝を除く32競技がある。高校生たちが、九州大会(6月11日~7月18日)や四国総体(7月24日~8月23日・徳島県など)の出場権を懸けて戦う。

 鹿児島県内で開催される九州大会は、少林寺拳法(6月18、19日・県体育館)、サッカー(18~20日・白波スタジアムほか)、ホッケー(18~20日・薩摩川内市樋脇屋外人工芝競技場ほか)、飛び込み(7月17、18日・鴨池公園プール)。

 初日は、県照葉樹の森をゴールとするコースで自転車のロードレースがあり、男子は杉野翔一(南大隅)、女子は重久あゆみ(同)がそれぞれ制した。

◆“留学生”プロと競り合う

 男子ロードレースの杉野(南大隅高3年)が、地元のプロ・シエルブルー鹿屋と渡り合った。全長11キロ、高低差532メートルのコースを平均時速26キロで走破。オープン参加のプロ9人より先にゴール。高校生には2分差をつける圧勝だった。

 ゴール前、3位を争うプロ選手の後ろにピタリとつき「脚を休めることができた」。残り100メートルからスパートし6秒差で振り切った。練習では起伏が激しいコースを120キロ走り、上った高さの合計が一日で2500メートルに達する日もある。

 山口県出身。練習環境に恵まれている南大隅高に“留学”した形だ。2年生として挑んだ全国大会でも上位の成績を残している。

 11人出場したプロのうち2人に敗れ、「プロにも負けたくない。もっと力強く長い距離を走りたい」。勝利を貪欲に追求する姿勢を見せた。