「おもしろ半分」で居酒屋が企画したスイーツ自販機が、甘党の心くすぐりリピーター続出

 2022/05/19 11:00
スイーツが並ぶ自動販売機=鹿児島市西田2丁目
スイーツが並ぶ自動販売機=鹿児島市西田2丁目
 刺し身、焼き鳥、ピザ…。鹿児島市西田2丁目の「酒場KI-GA-RU」の店頭に、おいしそうなメニュー写真が並ぶ。その入り口に異色の自動販売機があった。居酒屋と縁遠いイメージのスイーツだ。

 自販機の名は「feel free」。「気軽に立ち寄って」との思いを込めた。外側をこんがり焦がしたスペイン発祥のバスクチーズケーキ(ホール2000円、カップ300円)、ティラミス(300円)、スイートポテト(400円)と甘党の心をくすぐる。

 市内に飲食、居酒屋を10店舗展開する「TK」が昨年10月に始めた。新型コロナウイルス禍で売り上げが低迷する中、老舗メーカーなどで8年修行した福満文仁さん(31)が「おもしろ半分」で企画。真空冷凍のためスイーツらしい飾り付けが難しく、チーズケーキをメインにした。居酒屋の厨房(ちゅうぼう)ですべて手作りする。

 系列店に計4台置く。スイーツ女子はもちろん、土産用に買い求める酔客らリピーターも増え、売り上げは好調だ。「甘さを抑えたケーキを家族で囲んでほしい。レモンケーキなど季節ごとの商品を考え、レベルの高いコンビニ商品と勝負したい」

 【連載 鹿児島市で見掛けたおもしろ自販機①】