「挑戦する肉屋」のもつ鍋自販機。リピーターは「癖になる」「2週間に一度は」

 2022/05/24 11:00
もつ鍋の自動販売機=鹿児島市武3丁目
もつ鍋の自動販売機=鹿児島市武3丁目
 「挑戦する肉屋」のフレーズを掲げる「肉の寺師」(鹿児島市武3丁目)が、昨年末に設置した。「2週間に一度は食べたい」「このもつは癖になる」とリピーターが後を絶たない。新型コロナウイルスが再流行し始め、寒さが厳しかった1月中旬からの1カ月で、200万円超を売り上げた。

 街の肉屋だった肉の寺師は、二十数年前に店舗販売ののれんを下ろし、肉の卸に。10年ほど前から通信販売を始めた。専務の寺師大策さん(35)が「自販機なら送料がかからない上、接触せずに24時間販売できる。県内の人に安く気軽に食べてほしい」と発案した。

 専門店らしく、もつは妹の前畑小百合さん(33)ら家族で丁寧に下処理した国産牛の小腸にこだわる。スープは父で社長の幸志さん(61)が考案したしょうゆベースで、キャベツ、ニラの水分を考え少し濃いめ。もつと野菜を煮込めば病みつきの味になる。大策さんは「簡単で麺やご飯を入れて最後まで楽しめる」と自信を持つ。鶏肉など具材を変えてもマッチする。

 もつ300グラム(2~3人前)1200円、スープ500円、ちゃんぽん麺100円。自販機は増やしていく計画だ。

 【連載 鹿児島市で見掛けたおもしろ自販機④】