電動アシスト付きMTBなら海、山もスイスイ…肥薩おれんじ鉄道が提案する新観光メニューの魅力

 2022/05/20 21:03
佐潟の洞くつ近くの景色を楽しむ試走会参加者=阿久根市西目
佐潟の洞くつ近くの景色を楽しむ試走会参加者=阿久根市西目
 肥薩おれんじ鉄道は、阿久根市の阿久根駅で貸し出す電動アシスト付きマウンテンバイク(MTB)を活用した観光メニューづくりを進めている。地域おこし協力隊員と連携し、列車と自転車で沿線の山海を巡るコースを検討中だ。

 電動MTBは山道も楽に走れるため、新型コロナ下で人気が高まっている。阿久根駅では3月下旬に4台を配備した。利用拡大を図ろうと、アウトドアに詳しい同市協力隊員の津崎信乃さん(45)にガイドを依頼。津崎さんは海岸線の「佐潟の洞くつ」周遊と、列車にMTBを持ち込んで移動し、市北部の笠山を登る2コースを提案した。

 10日に担当社員や市職員が参加した試走会があり、視界に海が飛び込んでくる景色やミカン畑沿いの細道を体感。PR用動画を撮影した。津崎さんは「足に負担が掛からず上の世代も楽しめる」と説明した。

 夏以降にツアー化する予定。営業戦略室の鬼塚崇さん(36)は「車では気付かない自然の魅力を味わってほしい」と話した。