鹿児島ユナイテッド、リーグ首位の貫禄 J3対決に快勝 控え組起用でも「意識の高さ出た」 サッカー天皇杯1回戦

 2022/05/22 22:56
後半17分、鹿児島U・米澤がゴールを決める=白波スタジアム
後半17分、鹿児島U・米澤がゴールを決める=白波スタジアム
 サッカーの第102回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、NHK、共同通信社共催)は22日、鹿児島市の白波スタジアムなどで1回戦15試合があった。鹿児島県代表のJ3鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)は、福岡県代表のJ3北九州を3-1で退け、2回戦へ進んだ。

 鹿児島Uは6月1日、長崎県のトランスコスモススタジアム長崎でJ2長崎と対戦する。

■「いい守備からいい攻撃」で3得点

 J3同士の対決で、鹿児島Uがリーグ首位の貫禄を見せつけた。今季J2から降格してきた北九州を相手に、3得点と快勝。控え組を数多くスタメン起用しながら快勝し、大嶽直人監督は「意識の高さが出た。素晴らしい」と満足そうだった。

 主力を並べた相手に対し、「いい守備からいい攻撃」というチームの鉄則が随所で見られた。得点シーンはまさにそう。2点目は、福田が敵陣でインターセプトし、山本のゴールにつなげる。3点目は、米澤が相手GKへ果敢にプレスし、ゴールを生んだ。

 鹿屋体大と延長戦までもつれた県予選決勝では、途中から主力組に頼らざるを得ない苦しい内容だった。その一戦から一変。結果も内容も伴ったゲームだった。スタメン常連の中原は「いつものメンバーじゃなくても、いいゲームができるのは簡単なことではない」と成果を強調した。

 終盤に1点を許したが、収穫は多かったはずだ。MF野嶽は泥臭く相手ボールを奪って攻撃の起点に。DF井原は安定感があり、GK泉森は終盤のピンチを好セーブで救った。FW山本は「いつもリーグ戦に出てるメンバーに焦りや刺激を与えられたら、チームはさらに良くなる」。総合力向上を示した一戦に次への期待が膨らむ。