【議席と党派】定数減り自民独占

 2022/06/02 16:50
 参議院の定数は248人で、任期は6年。衆議院のような任期途中の解散がなく、3年ごとに半数が改選される。初回の1947(昭和22)年から前回までの通常選挙は25回に上る。

 鹿児島選挙区は県内全域が範囲で、98年改選組まで定数は4人。自民党を軸とした保守と旧社会党など革新勢力が対抗する「55年体制」下、改選のたびに2人ずつ選出してきた。

 56年以降の当選者の内訳を見ると、15回の選挙のうち8回で自民党や自民系の無所属のほか、旧社会党の候補者も当選している。異なる党派の議員を同時に国政の場へ送り出すことができていた。

 しかし、人口減少に伴い2001年の選挙から定数2(改選数1)となって以降、当選したのは自民党の候補者だけだ。「1強」による政治の独占が進んでいるように映る。

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 参院選が迫ってきた。選択を前に、鹿児島選挙区の過去のデータをひもとき、政治や選挙制度の課題を考える。