福昌寺で600回大遠忌法要 開祖・石屋真梁禅師を50年ぶり供養 薩摩川内

 2022/06/10 10:02
法要する冨永国俊和尚(右)ら=薩摩川内市の玉龍山福昌寺
法要する冨永国俊和尚(右)ら=薩摩川内市の玉龍山福昌寺
 島津家の菩提(ぼだい)寺として栄えた名寺を継ぐ鹿児島県薩摩川内市の玉龍山福昌寺で9日、寺を開いた石屋真梁(せきおく・しんりょう)禅師の600回大遠忌(おんき)法要があった。檀家(だんか)約30人や県内にある同じ曹洞(そうとう)宗の寺から和尚15人も参加し、大和尚を供養した。

 遠忌は、一宗の開祖や寺の開基の遺徳をしのび、50回忌以降50年ごとに開かれる年忌。同寺の冨永国俊和尚(81)を筆頭に焼香する「出班焼香」、全員で礼拝する「大衆(だいしゅ)九拝」などの法要をした。

 福昌寺は石屋禅師が1394(応永元)年、現在の鹿児島市池之上町に開山。明治の廃仏毀釈(きしゃく)で廃寺となったが、1897(明治30)年、今の場所に再興された。冨永和尚は「大きな節目に立ち会うことができ、深いご縁を感じる」と語った。