不要になった醤油ラベル、捨てるのはもったいない…醸造会社は考えた 味わい深い文具に変身

 2022/06/19 20:30
食品表示法が変わり、使用しなくなったラベルを使い製作したメモ帳と、現在販売しているサクラカネヨのしょうゆ=いちき串木野市のサクラカネヨ直売所
食品表示法が変わり、使用しなくなったラベルを使い製作したメモ帳と、現在販売しているサクラカネヨのしょうゆ=いちき串木野市のサクラカネヨ直売所
 吉村醸造(鹿児島県いちき串木野市)は、工場で廃棄予定だった製品用ラベルを使ったメモ帳を5月下旬から販売している。しょうゆやソースの商品名を印字したユニークな“副産物”だが、ウェブなどで問い合わせがあるという。

 一升瓶からペットボトルでの販売に変えた10年ほど前、不要となったラベルを「廃棄するのはもったいない」とメモ帳に転用したのが始まり。食品表示法の変更で使わなくなったものを中心に、市内の直売所で扱う。

 「サクラカネヨ」の屋号が入った濃口醤油やとんかつソース、酢など14種類があり、大きさは1.0リットルと1.8リットル用の2種類。原材料や保存方法が印字されたものもある。1冊約100ページで裏面は白。いずれも315円。

 直売所の栗野良弥所長(32)は「若い人にも興味を持ってもらい、来店の楽しみになればうれしい」と話した。直売所=0996(29)5898。