思う存分楽しめる…閉校した体育館、スケボー場に生まれ変わって大人気

 2022/06/22 20:44
スケートボードを楽しむ小学生=鹿屋市の旧高須中学校体育館
スケートボードを楽しむ小学生=鹿屋市の旧高須中学校体育館
 2015年3月末に閉校した鹿児島県鹿屋市の旧高須中学校体育館が、室内スケートボード場「パーク高須中」に生まれ変わった。同校最後のPTA会長で近くの洲鎌宏章さん(57)ら有志が「もう一度大勢の人が集まれる場所にしたい」と、手作りで整備した。大隅半島初の室内練習場として5月下旬にオープンし、市内外の愛好家が練習に励んでいる。

 木材で作った段差や高さ1.5メートルの曲線の斜面など計6コースあり、初心者から上級者まで楽しめる。愛好家が多いにもかかわらず安心して滑る場所が無いと気づいた洲鎌さんが、地域活性化も狙って廃校跡の活用を思いついた。「スケボーは一つのきっかけ。ここで楽しい時間を過ごし、交流を深めてもらえれば」と語る。

 施設名には「高須中を忘れてほしくない」との思いを込めた。5月21日の開設以来、口コミで広がり、同市内はもちろん、志布志市や都城市などからも訪れる。

 鹿屋市の西原小5年折尾つばきさんは「最初はめちゃくちゃ怖かったけれど慣れた。自分のレベルに合った滑り方ができて楽しい」。寿北小4年のメダシェフスキー怜奈さんは「技ができたら達成感がある。風を切って滑ると気持ちがいい」と笑った。

 土・日曜午前10時~午後4時、月曜午後1時~午後5時の週3日営業する。1日の利用料は高校生以上600円、中学生以下300円(傷害保険料込み)。ヘルメットやスケートボードは有料レンタルがある。詳細はホームページ確認。