玄関を彩る花々 目を凝らすと…折り鶴! 19ミリ角の小片を指先だけで折り上げた花びら 「本物らしく」なるコツとは

 2022/06/23 14:00
丹精込めた作品を玄関に飾る鶴田洋子さん=鹿児島市直木町
丹精込めた作品を玄関に飾る鶴田洋子さん=鹿児島市直木町
■ミニ千羽鶴で四季の花を作る
鶴田 洋子さん(68)=鹿児島市直木町

 玄関に入ると桜やアジサイ、ヒマワリといった四季折々の花が出迎えてくれる。目を凝らすと、一つ一つの花びらは小さな折り鶴だ。

 兵庫県出身。45年前、結婚を機に夫・洋一郎さん(70)の古里・鹿児島市直木町に来た。5年前にテレビでミニ折り鶴アート作品を見て興味を持った。使うのは15センチ角の折り紙を64等分した小片。「初めは100等分したものに挑んだが、時間が掛かりすぎて飽きた。鶴を折る前に心が折れた」と笑う。

 それでも約19ミリ角の小片をピンセットも拡大鏡も使わず、指先だけで折り上げる。約千羽の頭を全て外向きに付けることで、飛び立つイメージにすることにもこだわる。

 当初は紙の色を花に合わせれば“らしく”なると思っていたが、それよりもいかに枝ぶりを似せるかがこつだったという。実物を観察し針金とテープで作る枝や茎の造形を工夫すると、存在感が増した。

 1作品を1カ月ほど掛けて作り、近くの簡易郵便局に飾ったり、知り合いに贈ったりしている。「自己満足だが『すごいね』と言われると、やはりうれしい。これからも気の向くまま作っていきたい」

■紹介者
 友人・吉冨順子さん(75)

 近所に小さな折り鶴で、すてきな花を作り上げる人がいます。知り合いだけではもったいないので、インスタグラムで「季節の花」「千羽鶴アート」と検索してみてください。