【当選者の得票数】最多は04年45万超

 2022/07/01 16:53
 参院選鹿児島選挙区の当選者の得票数は、改選数が2から1になった2001年以降たびたび40万票を超えるようになった。

 最も多かったのは、04年の45万5591票。新人3人が出馬し自民候補が民主(当時)と共産の候補を退けた。29年ぶりに保守陣営が分裂した知事選との同日選で、投票率は62.87%で01年から5.43ポイント伸びた。

 最少は19年の29万844票だ。3人の争いを制したのは自民現職。だが、ともに無所属の野党統一候補と保守系候補に票が流れ、投票率が過去最低の45.75%を記録したこともあって、得票が伸び悩んだようだ。

 有効投票数に対する当選者の得票の割合(得票率)は平均53.82%で、最高は13年の59.02%。一方、最低は19年の47.35%。01年以降、得票率が5割を切ったのは、07年の47.63%に続き2回目だった。