列車がシカと衝突、JR肥薩線で運転見合わせ 吉都線も車輪空転で見合わせ 未明には信号トラブル

 2022/10/04 10:39
 JR肥薩線と吉都線は4日午前、信号トラブルや車輪の空転、シカとの衝突が発生し、上下線ともに運休や遅れが出ている。

 JR九州によると、4日午前3時55分ごろ、吉都線えびの飯野(えびの市)-吉松のすべての信号と、吉松駅の信号が赤から青に変わらなくなった。同線と肥薩線は始発から運転を見合わせ、肥薩線は午前5時47分、吉都線は6時44分に運転を再開した。吉都線の上下3本、肥薩線の下り1本の計4本が最大80分遅れ、約100人に影響が出た。原因は調査中。

 肥薩線表木山(霧島市)-日当山(同)で、4日午前6時すぎから、隼人発都城行き普通列車の車輪で断続的に空転が発生、運行継続が難しくなり、隼人駅に引き返した。乗客はいなかった。後続の列車に遅れや運休が出ている。

 同日午前8時35分ごろ、肥薩線霧島温泉-嘉例川で、吉松発隼人行き普通列車がシカと衝突した。乗客約40人にけがはなかった。午前10時現在、吉松-隼人で上下線とも運転を見合わせている。

 吉都線都城-吉松でも、同日午前6時45分ごろから、吉松発都城行き普通列車と都城発隼人行き普通列車の車輪が断続的に空転。午前9時40分現在、同区間で上下線とも運転を見合わせている。

 JR九州によると、車輪の空転は、いずれも朝露、落ち葉でレールが滑りやすくなった可能性が高い。