大きさにびっくり!世界最大のマメ「モダマ」 世界遺産の島に実る 絶滅危惧種、「取らずに見て楽しんで」 奄美・住用

 2022/11/05 08:30
道路沿いにぶら下がるモダマ=4日、奄美市住用
道路沿いにぶら下がるモダマ=4日、奄美市住用
 世界最大のマメ科植物モダマが、鹿児島県奄美市住用の自生地で実りの最盛期を迎えている。長さ50センチ〜1メートルほどの緑のさやが、観光客や住民の目を楽しませている。

 熱帯・亜熱帯に分布し、国内では屋久島以南に自生する。住用の山中では4日、直径約5センチの実が10粒ほど詰まったさやが道沿いにぶら下がっていた。9月ごろから実り、徐々に黒みを帯びる。1月ごろまで観察できるという。

 森林伐採で自生地が減り、環境省は絶滅の危険性が極めて高い「絶滅危惧ⅠA類」に分類している。市の文化財でもあり、採取は条例で禁じられているが、昨年10月、さや一つが盗まれる被害があった。

 地域おこし活動をしているNPO法人「すみようヤムラランド」の満田英和理事長(68)は「例年以上にきれいに実った。取らずに見て楽しんで」と話した。