鹿児島県の新体育館、配置変更も可能? 塩田知事「検討委の議論次第」 市サッカースタジアム構想踏まえ

 2022/11/22 07:26
鹿児島港本港区のスポーツ施設整備の考えを説明する塩田康一知事(左)と下鶴隆央市長=21日、鹿児島市のホテル
鹿児島港本港区のスポーツ施設整備の考えを説明する塩田康一知事(左)と下鶴隆央市長=21日、鹿児島市のホテル
 鹿児島県の塩田康一知事は21日、鹿児島市のドルフィンポート(DP)跡地での新総合体育館計画について、隣接地での市のサッカー等スタジアム構想を踏まえた県検討委員会の議論の結果次第で、体育館の配置は変わることがあるとの認識を示した。市内のホテルで開かれた県・市の意見交換会後の取材に答えた。

 DP跡地でのスタジアム構想は、体育館本体を90度回転させるなど計画変更を求める内容。塩田知事はこれまで、年内にも初会合を開く見通しの検討委で、体育館の基本構想を前提に議論する考えを示していた。

 塩田知事は検討委が基本構想を変更すべきだと結論付けた場合について、「県が検討をお願いするので委員会の意見を尊重する。(配置の)縦横が変わるなら、(基本構想の)修正もあるかもしれない」と述べた。また、DP跡地でのスタジアム構想実現に必要な港湾計画の見直し手続きについて、7~10年ほどかかる可能性も指摘した。

 同席した下鶴隆央市長は、スタジアム構想はDP跡地をはじめ3候補地の需要予測調査の中間報告が基本になるとの考えを強調。「総合的に勘案しながら最終的な整備予定地の絞り込みに入る」と話した。

 意見交換会は県と市が政策課題を共有するため毎年開催。計16人が出席し冒頭以外、非公開で行われた。DP跡地を含む本港区エリアは県、市双方の街づくりにとって重要な場所であり、引き続き連携することを確認したという。