鹿児島県は２２日、新型コロナウイルスの感染者６８１人を新たに確認したと発表した。前週の同じ曜日より１５９人多く、１５日続けて前週を上回った。入院患者は増加傾向にあり、病床確保のフェーズ（６段階）を上から４番目の「一般３」に１段階引き上げた。

　１７日から病床フェーズ引き上げの目安を超え、医療関係者や専門家の意見を踏まえた。患者をすぐ受け入れられる即応病床は１１１床増の４０５床になる。

　医療圏別の感染者は鹿児島３４７人、姶良・伊佐１１１人、川薩６５人、肝属５４人、出水４２人、南薩２２人、曽於１９人、熊毛１２人、奄美９人。年代別は１０代の１１７人が最多で、４０代１１２人、５０代９３人と続いた。

　フォローアップセンターで確定した感染者は２３人、みなし陽性は１人。累計感染者は３１万６６７８人になった。