給食費値上げ「助成しない」は1自治体のみ 鹿児島県と42市町村は「既に助成」か「予定」 交付金や自己財源対応

 2022/11/26 07:30
 物価高騰に伴う学校給食費の値上がりについて、7月下旬時点で鹿児島県内の17自治体が助成措置したことが25日分かった。県を含む26自治体が助成を予定。助成しないのが1自治体だった。文部科学省が全国の都道府県・市町村教育委員会に聞き取った。長引く円安が影響したとみられる。

 助成した17自治体のうち、国の地方創生臨時交付金を活用したのが5、自己財源などで対応したのは12だった。助成を予定する26自治体はいずれも地方創生臨時交付金を活用する。鹿児島県教育委員会は市町村名を明らかにしていない。

 各給食センターなどに食材を提供する県学校給食会によると、22年度に扱う731品目のうち4月時点で690品目を値上げした。ただ食材高騰は続き、11月25日時点でさらに95品目を値上げまたは値上げする予定。同会は、9月からチルドポテトなど需要の高い品目を一度に多く仕入れるなどして価格を抑えている。

 県内で最も学校数が多い鹿児島市は、5月時点で給食を行う公立小中学校116校のうち73校が給食費を値上げした。市教委保健体育課によると、6月定例市議会で給食費の補助事業費約2億4500万円を可決し、保護者の負担軽減を図っている。