鹿児島県の新総合体育館整備「PFI方式が最適」 財政負担を圧縮可能 中間報告を公表

 2022/11/30 14:31
県の新総合体育館を整備することが決まったドルフィンポート跡地=鹿児島市本港新町
県の新総合体育館を整備することが決まったドルフィンポート跡地=鹿児島市本港新町
 鹿児島県は29日、新総合体育館(スポーツ・コンベンションセンター)整備への民間資金を活用した社会資本整備(PFI)方式の導入可能性調査で、「PFI方式の導入が最適」とする中間報告を公表した。財政負担を軽減できることなどが理由。今後、課題を整理して2023年2月に最終報告をまとめ、来年度事業に反映させる予定。

 調査では、整備に参入意欲のある民間事業者の意向を踏まえ、設計・建設から運営まで19年間の事業期間で、PFI方式と公設公営の従来型手法の事業費などを比較した。

 それによると、従来型の事業費は約244億4000万円だったのに対し、PFIは229億1000万円で財政負担を約15億3000万円減らせる結果が出た。

 また、PFIは、県の財政支出の平準化と事業の安定性で、優位性があるとされた。事業収入の増加やサービス水準の向上でも高評価だった。

 県は同日、体育館整備を計画するドルフィンポート跡地(鹿児島市)の地盤調査結果も公表。強度や土質、地層はいずれも桜島フェリーターミナルなど近くの6施設周辺と同様の状況だったという。