野球の強豪が続々…仙台育英高、筑波大、韓国の高校も 枕崎市営球場の冬季合宿が人気の理由 鹿児島

 2023/01/23 08:47
枕崎市から歓迎を受ける韓国の清潭高校野球部=枕崎市営野球場
枕崎市から歓迎を受ける韓国の清潭高校野球部=枕崎市営野球場
 2022年に大規模改修を終えた鹿児島県の枕崎市営野球場で冬季合宿をする学生野球チームが増えている。現在は韓国・清潭(チョンダム)高校の45人が2月10日までの予定で合宿中。今後も、22年夏の甲子園を制した仙台育英高校や、筑波大学などが続々と枕崎入りする。

 16日は、前田祝成市長が球場を訪れ、「実りあるキャンプになることを願っている」と選手らを激励。地元産牛肉を贈った。清潭高は22年、韓国の国内大会で準優勝した強豪校。プロ選手を4人輩出している。歓迎セレモニー後のバッティング練習では早速快音を響かせていた。

 劉昊宰(ユ・ホジェ)監督(44)は「気候が暖かく、いい環境が整っている。守備を中心に基本練習を重ねたい」と合宿の狙いを語った。

 仙台育英高は2月13~27日、筑波大は3月1~10日に合宿する。ほかに九州大学医学部準硬式野球部も予定している。