10年前の飲酒運転がばれる…鹿児島県の50代職員、停職6カ月に

 2023/01/26 19:25
 鹿児島県は26日、飲酒運転をしたとして、出先機関の50代補佐級職員を同日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 県行政管理室によると、職員は2012年2月、終業後に飲食店で焼酎4、5杯を飲酒。約4時間後に乗用車を運転して帰宅途中、警察の職務質問を受け、酒気帯び運転の疑いで摘発された。罰金30万円と90日の免許停止処分を受けたが、職場には飲酒運転の事実を報告していなかった。22年3月に外部からの通報で発覚。職員は事実を認め、深く反省しているという。

 県職員の懲戒処分は本年度2件目で、飲酒運転では18年度以来。同室は「誠に遺憾であり、県民に申し訳ない。職員の自覚を促し、再発防止に全力で取り組む」としている。