鹿児島県は３１日、新たに８４４人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。前週の同じ曜日より４４１人少なく、１４日連続で前週を下回った。死者は昨年１２月２３日以来、３９日ぶりに確認されなかった。

　県は１月３１日、入院患者数が減少傾向にあることから、病床確保のフェーズ（７段階）を一番上の「緊急Ⅱ」から「緊急Ⅰ」へと１段階引き下げた。フェーズ変更に伴い、病床数は５６減の６７２床となった。

　新規感染者の医療圏別は鹿児島３８４人、姶良・伊佐１２４人、川薩９７人、南薩７０人、肝属４８人、出水４３人、曽於３７人、奄美３０人、熊毛１１人。年代別では１０歳未満の１５３人が最多で、４０代の１２７人、３０代の１１６人と続いた。フォローアップセンターでの感染確定者は５６人、みなし陽性は２人だった。

　県内の累計感染者は４２万７５５３人になった。病床使用率は前日比２．９ポイント減の４６％。入院のうち、重症は８人、酸素投与が必要な中等症は６７人。