鹿児島県鹿屋市の鹿屋西ロータリークラブは２１日、海上自衛隊鹿屋航空基地に一時展開する米空軍無人偵察機部隊の隊員らと、海岸清掃やバーベキューで交流し、親睦を深めた。

　海岸清掃は同市高須町の高須海岸であり、米側２０人を含め、ロータリー会員や地元高校生合わせて約１００人が参加。流木やプラスチックごみを手分けして拾い、トラック２台分を集めた。バーベキューは市内のホテルの特設会場で開かれ、計６０人が地元産の豚肉や焼酎を堪能。茶道や浴衣の着付け体験もあり、記念写真を撮りながら楽しんだ。

　無人機部隊司令官のアレクサンダー・ケリー中佐は「鹿屋の肉は本当においしい。今後も地域に暮らす一員として、さまざまな面で貢献したい」。清掃に参加した鹿屋中央高校２年伊藤直向（ひたむき）さんは「最初は緊張したけど、協力して海をきれいにできた」と話した。