新たに米軍オスプレイ1機奄美入り 整備員輸送、30分後に離陸 緊急着陸1機はとどまる(15日午後7時半時点)

 2023/09/16 07:18
14日から奄美空港にとどまるオスプレイの周辺で作業をする米軍関係者ら=15日午後1時34分、奄美市笠利
14日から奄美空港にとどまるオスプレイの周辺で作業をする米軍関係者ら=15日午後1時34分、奄美市笠利
 15日午前11時40分、鹿児島県奄美市の奄美空港に米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機MV22オスプレイ1機が着陸し、約30分後に離陸した。防衛省九州防衛局などによると、飛来の目的は、14日に緊急着陸し空港エプロンに駐機している同型機1機を整備する人員輸送など。

 奄美空港を管理する県港湾空港課によると、飛来前に米軍から空港の使用届があった。民間機などへの影響はなかった。

 14日に緊急着陸したオスプレイ2機も普天間所属で、九州防衛局は危険を未然に防ぐ「予防着陸」だったと説明した。1機は15日午後7時半時点で駐機中。

 整備員らの人数と滞在先について、同局は「部隊の安全確保の観点などから答えられない」としている。

 14日は沖縄県石垣市の新石垣空港にも普天間所属のオスプレイ2機が緊急着陸し、滑走路が一時閉鎖された。