奄美空港の米軍オスプレイ、テスト飛行後も空港にとどまる

 2023/09/18 08:16
14日から奄美空港にとどまる米軍のオスプレイ(資料写真)
14日から奄美空港にとどまる米軍のオスプレイ(資料写真)
 17日午前9時10分ごろ、鹿児島県奄美市の奄美空港に米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のMV22オスプレイ1機が着陸し、午後5時50分ごろ離陸した。14日に緊急着陸した普天間所属のオスプレイ1機も同時刻ごろ、テスト飛行で離陸したが、約20分後に再び着陸した。午後8時現在、同空港にとどまっている。

 防衛省九州防衛局によると、駐機中のオスプレイは18日もテスト飛行を予定している。整備が終わり次第、普天間に戻る。

 17日に飛来した1機は、駐機中の機体を整備する機材の輸送が目的。鹿児島県港湾空港課によると、米軍から同日、空港使用届があった。民間機への影響はなかった。

 14日は1機の警告灯が表示され、2機が奄美空港に緊急着陸した。うち1機は同日中に離陸した。17日夕までに飛来した米軍オスプレイは延べ6機。