宮崎県小林市野尻町の「道の駅ゆーぱるのじり」にあるレストラン「こばやし味彩（あじさい）」では、旬の須木栗を堪能できる限定定食を提供中だ。最大で栗が１８個入った栗ご飯が楽しめる。

　味彩は、２０２１年から地元の特産品を活用したメニューを積極的に提案している。栗ご飯にきのこ鍋、茶わん蒸しなどが付く須木栗定食は、栗ご飯に入れる栗の数を５個（１６８０円、１日限定３０食）、８個（２１８０円、同１０食）、１８個（３２４０円、同２食・土日祝日は３食）から選べるのがみそ。

　須木栗は小林市須木地区のブランド栗。収穫は今がたけなわだが、今年は高温の影響か、実の数が少ないという。調理する伊東裕也さん（４１）は、生産者の崎山雅彦さん（６１）を訪ね、メニュー作りに生かした。「今年は特に貴重な須木栗を存分に味わって」と話す。

　提供は先着順。１０月９日までの予定だが、栗の供給次第で早めの終了もある。提供状況はゆーぱるのじりのホームページで確認できる。営業時間午前１１時～午後３時（水曜定休）。電話０９８４（４４）２２１０。