家族、恋人への愛感じて 特攻記念館開館 霧島・溝辺のバレルバレー

(2019/08/13 20:00)
公開に向け整備されたコンクリート製の壕=霧島市溝辺のバレルバレープラハ&GEN
 霧島市溝辺の霧島高原ビールが運営する「バレルバレープラハ&GEN」の敷地内に、特攻基地として使われた海軍航空隊第二国分基地の記念館が、終戦記念日の15日にオープンする。特攻隊員の遺影や遺族の手記のほか、コンクリート製の壕(ごう)を整備し、公開する。山元正博会長(69)は「特攻を美化するのではなく、迷いながら亡くなっていった特攻隊員を顕彰する場にしたい」と話す。
 記念館は「家族、恋人への愛」をコンセプトに展示。旧菱刈町出身で25歳で出撃した時任正明さんの遺書や遺族の手記をはじめ、特攻隊員の遺影などを並べる予定だ。整備した壕は崩落の危険があり、中に入ることはできない。同社が計1000万円かけて整備した。いずれも無料で見学できる。
 15日午前11時から、慰霊祭と開館式典を行う。山元会長は「尊い命を散らした若者たちがいたことを多くの人に知ってもらいたい」と呼び掛けた。
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