台風10号 鹿児島県本土14日暴風域 夜、種子屋久最接近か

(2019/08/13 23:41)
台風に備え果樹園内に防風ネットを張る農家=霧島市国分重久
 超大型の台風10号は13日、種子島の南東沖を北西寄りに進んだ。種子・屋久地方は14日の朝、薩摩・大隅地方は昼すぎ、風速25メートル以上の暴風域に入る見込み。大隅地方を中心に総雨量が多くなる恐れがあり、鹿児島地方気象台は、土砂災害や暴風に厳重な警戒を呼び掛けている。
 最接近は種子・屋久が14日夜初めごろ、薩摩・大隅が15日午前の予想。大隅地方の沿岸では、14日夜は風速30メートル以上の猛烈な風となる恐れがある。
 「台風の目」は直径約200キロと大きい。時速約15キロと動きが遅く、中心から離れた場所で長い時間、大雨になる恐れがある。14日正午からの24時間雨量は多いところで、薩摩100~200ミリ、大隅300~400ミリ、種子・屋久200~300ミリ。
 桜島フェリーは13日午後10時半以降、運航を見合わせた。種子・屋久高速船(午前)、フェリーさんふらわあ、フェリー屋久島2、フェリーあまみ(下り)などは欠航が決まっている。
 JRは、日豊線(南宮崎-国分)が14日午後3時ごろから、肥薩線(吉松-隼人)が午後9時ごろから運転を見合わせる計画。飛行機も14、15日の多くの便が欠航を決めている。
 台風接近に備え、県内の農家は13日、風対策に追われた。霧島市国分の果樹農家は、収穫を迎える梨畑に防風ネットを設置した。
 台風は13日午後9時現在、種子島の南東約420キロを時速約15キロで北西に進んでいる。中心気圧は965ヘクトパスカル。中心付近の最大風速30メートル(最大瞬間風速40メートル)。中心から半径280キロ以内が暴風域となっている。

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