鹿児島県天然記念物・オニバス 開花願い、外来種除去 薩摩川内

(2018/05/16 22:00)
小比良池でホテイアオイの除去作業に当たる九州電力社員ら=15日、薩摩川内市寄田町
 鹿児島県指定天然記念物のオニバス自生地である薩摩川内市寄田町の小比良池で、外来種のホテイアオイが繁殖し、オニバスの生育を妨げている。20年近く前から株数が減り、2010年を最後に開花が確認できていない。企業や市の関係者は駆除活動に取り組み、「今年こそ花を見たい」と期待を寄せている。
 オニバスはスイレン科の一年生水草で、ハスに似た大きな葉や茎の全体に鋭いとげがあるのが特徴。8、9月に薄紫色の花を付けるが、直径約5センチと小さく早朝から昼前にかけてしか咲かないため、見つけるのは難しい。
 小比良池の面積は約1ヘクタール。約30年前に20株ほどあったオニバスの株数は近年、一けたで推移している。繁殖力の強いホテイアオイの増加が一因とされ、市が業者に依頼するなどして除去していた。08年からは九州電力と関連会社の社員がボランティアで取り組む。
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