豪雨被災ぶどう園が開園 伊佐農林高生が復旧支援 伊佐・大口

(2020/08/14 22:00)
袋詰めされる収穫したばかりのブドウ=伊佐市大口山野
袋詰めされる収穫したばかりのブドウ=伊佐市大口山野
 7月上旬の豪雨で浸水などの被害に遭った伊佐市大口山野の下小薗ぶどう園が8日、オープンした。川の氾濫の爪痕が一部残る中、出荷作業に追われている。

 同園はハウス18棟80アールで、11品種のブドウを100本以上栽培する。豪雨で近くの川が氾濫し1棟が倒れ、木が3本折れたほか、ハウスも50センチほど浸水した。

 泥が堆積し開園が危ぶまれる中、伊佐農林高校の生徒らが復旧を手伝い、収穫期に間に合った。

 初日は10人が巨峰など5品種の収穫と袋詰め、県内外への発送作業に汗を流した。長雨の影響はなく、糖度の乗りや着色もいいという。下小薗一郎さん(42)は「1カ月で立て直せるか不安だったが、多くの人の協力のおかげで開園できた」と話した。

 ブドウ狩りは9月下旬まで。大半の品種は1キロ1200円。同園=090(8663)1841