鹿児島県内9日再び大雨恐れ 錦江で土砂崩れ 車転落【動画あり】

(2020/07/09 11:00)
流出した土砂に覆われた国道269号=8日午前8時44分、錦江町神川
流出した土砂に覆われた国道269号=8日午前8時44分、錦江町神川
 梅雨前線の影響で鹿児島県内は8日、県が設置した志布志市の雨量計で午前5時20分までの1時間に88ミリの猛烈な雨を観測、各地で大雨に見舞われた。9日にかけ前線が北上するため薩摩、大隅地方で1時間60~70ミリの非常に激しい雨が予想されるなど、鹿児島地方気象台は土砂災害に警戒を呼び掛けている。

 8日は前線に南から温かく湿った空気が入り、大気が不安定になった。十島村諏訪之瀬島で午後10時10分までの24時間で341ミリを観測。2日の降り始めから8日午後11時までの総降水量は、鹿屋市で平年7月1カ月分の約3倍の1063ミリを観測するなど広い範囲で7月の月間降水量の平年値を上回った。

 8日午前、錦江町の国道269号で土砂が崩れ、軽ワゴンの60代男性が車ごと約10メートル下の岩場に転落。第10管区海上保安本部のヘリコプターで救助され、命に別条はなかった。

 気象台は、10日午前0時までの24時間降水量を薩摩300ミリ、大隅250ミリ、種子・屋久150ミリと予想している。