タケノコの水煮、鮮度よく さつま町、加工が本格化

(2020/04/06 23:00)
水煮後に皮をむいたタケノコを大きさを見ながら缶に詰める従業員=さつま町虎居
 さつま町で水煮タケノコの製造が本格化している。同町の北薩農産加工場では3月下旬から作業をスタート。農家から連日持ち込まれる新鮮なタケノコを休日返上で蒸し上げている。
 同工場によると、今季は暖冬で生育が早いとみられたが、朝晩の気温は低かったため、入荷は例年通りという。加工は収穫が終わる5月下旬ごろまで続き、例年計約千~1300トン。ピークは4月中旬で、約100トンが持ち込まれる日もあるという。
 入荷した日に約1時間半かけて蒸し上げる。機械で皮をむいた後、一斗缶(18リットル)に詰め込む。給食や外食産業用の缶詰のほか、小売り用の真空パックにして、関東や関西などの県外を中心に出荷する。
 3日は、約45トンをさばいた。今西芳文代表取締役(60)は「風味や歯ごたえが大きく変わるため、鮮度を大切に加工している。鹿児島産タケノコのおいしさを全国に発信していきたい」と話している。