島津伝統の七夕飾り、高さ15メートル 鹿児島市の仙巌園、10日まで

(2020/08/07 22:00)
15メートルの竹に飾り付けられた七夕=鹿児島市の仙巌園
15メートルの竹に飾り付けられた七夕=鹿児島市の仙巌園
 鹿児島市吉野町の仙巌園に7日、島津家伝統の七夕飾りが登場した。高さ約15メートルの竹に付けられ風になびく色とりどりの短冊が、来園者の目を引いている。10日まで。

 史料を基に、明治20年代に島津家で飾られていたものを再現。園の裏山の江南竹林は「七夕のときにだけ切ってよい」とされ、形のよい2本を選び切り出した。赤や黄、紫などの短冊をササにくくり付けて、クレーンと高所作業車を使って設置した。

 岩川拓夫学芸員(35)は「竹は例年に比べて数メートルも高い。平穏無事を願う私たちの気持ちも天に届いてくれるだろう」と話した。