旧陸軍司令部跡を初調査 古仁屋高校庭、生徒も協力 奄美・瀬戸内町教委

(2018/08/09 22:00)
発掘調査する古仁屋高校の生徒=瀬戸内町の同校
 瀬戸内町教育委員会は5、6日、古仁屋高校校庭で、旧陸軍奄美大島要塞(ようさい)司令部跡の発掘調査を初めて実施した。生徒7人と教諭1人が協力し、建物の一部とみられるコンクリート片を見つけた。関連を詳しく調査する。
 町教委によると、同校と周辺一帯には1923(大正12)年~44(昭和19)年に司令部が置かれた。兵舎や砲弾の倉庫などがあり、第2次世界大戦末期の45年に空襲で建物が焼失。壁の一部が残るが、これまで詳しい調査をしていなかった。
 5日は油脂倉庫があったとみられる場所を掘り、コンクリート片の他に黒い物質の塊も見つけた。
 同校は地域と連携した学習テーマの一つに近代遺跡を取り上げ、郷土への意識を高める取り組みをしている。調査に加わった2年の奥村芽生さん(17)は「司令部があったことを初めて実感した。奄美の戦争を詳しく知りたい」と話した。
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