幅広い視点で激動期の理解深める 鹿児島市で維新150周年シンポ

(2018/10/09 23:30)
幕末維新期の講演に聞き入る参加者ら=鹿児島市民文化ホール
 明治維新150周年記念シンポジウム「明治維新と国家形成」が8日、鹿児島市民文化ホールであった。県内外の専門家が、激動の時代を薩摩藩側や幕府側など幅広い視点からひもとき、約900人が理解を深めた。
 仏教大学の青山忠正教授(68)は、薩長盟約(薩長同盟)の意義について講演。長州藩主父子の官位回復に向け、薩摩が「周旋」することを長州に約束した盟約で両藩の提携は画期的だが、「従来言われてきた武力討幕軍事同盟との解釈は難しい」と指摘した。
 立命館大学の奈良勝司助教(41)は、幕府管轄の学問所の儒学者・古賀侗庵(とうあん)の国家観を紹介。日本の「開国」は列強国への過剰な危機感だけが根拠ではなく、「国家は対等で、契約(条約)に基づいた積極的な開国を訴えた古賀の影響もあったのでは」と語った。
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