武家屋敷群「麓」の保全活用考えよう 11日、鹿児島市でシンポ

(2020/07/09 06:30)
南日本新聞ニュース
 シンポジウム「薩摩の麓をどうつなぐか、伝えるか」が11日午後1時半、鹿児島市のかごしま県民交流センターで開かれる。県内に残る武家屋敷群「麓」の保全・利活用策を、専門家が議論する。

 麓は、薩摩藩で導入された外城制度により各地に置かれた武士たちの集落で、独特の風景を持つ。昨年、県内9市12地区が日本遺産の認定を受けた。

 シンポでは歴史研究者ら、ネット参加を含む4人が「歴史・京都・景観」をキーワードに発表する。日本遺産の麓だけでなく、県内に100以上点在する麓全体をつなぎ、文化遺産的価値を高める方策を探る。

 主催者で「さつま文化資源研究会」代表の河原洋子さん(55)=霧島市=は「麓と島津義久、京都の関係に着目している。麓全体で連携する意義を考えたい」と話す。

 定員60人。無料だが事前申し込みが必要。10日までにシンポジウム事務局=099(285)8291。当日はマスク着用。