南さつま 磁場変動の跡 溶岩層N極・S極の逆転も 神戸大チーム

(2019/02/15 06:30)
東シナ海秋目浦の海岸から望む亀ケ丘=2014年7月、南さつま市(乙藤洋一郎神戸大学名誉教授提供)
 南さつま市の野間半島近くの「亀ケ丘」(標高386メートル)の溶岩層で、地球磁場が変動した様子が確認できる。N極とS極が逆転する場所もある。神戸大学名誉教授の乙藤洋一郎さん(69)らの研究チームが約10年前に発見し中新世(約2300万~530万年前)後期について調査・研究している。
 乙藤さんによると、亀ケ丘は約670万年前の噴火による玄武岩、安山岩の溶岩層で形成される。山頂部と海岸部では現在と逆の磁極(N極・S極が逆転)を示す一方、中腹では現在と同じ磁極を示し、溶岩層に地球磁場が逆転しそこなった記録が残る。地磁気エクスカーション(磁場変動)という現象が地上の溶岩層に記録されているのは世界的に珍しく、亀ケ丘では「野間エクスカーション」と呼ばれる。
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