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飛距離3キロ超の噴石を想定 桜島で防災訓練 下鶴・鹿児島市長「大規模噴火でも犠牲者ゼロに」

(2021-07-21)
昨年6月に噴石が落下した場所で説明を受ける下鶴隆央市長=20日、鹿児島市東桜島町
昨年6月に噴石が落下した場所で説明を受ける下鶴隆央市長=20日、鹿児島市東桜島町
避難誘導の説明を受ける下鶴隆央市長(左)=20日、鹿児島市東桜島町
避難誘導の説明を受ける下鶴隆央市長(左)=20日、鹿児島市東桜島町
 噴石が火口3キロを超える桜島の噴火に備えた鹿児島市主催の総合防災訓練が20日、現地であった。昨年6月の噴火で噴石が警戒範囲3キロの居住地付近に達したことから実施した。市は本年度中に地域防災計画を見直し、警戒範囲3.5キロの対応策を新設する方針。

 訓練は昨年6月と同じく南岳で噴火が発生し、火口から3.2キロ離れた東桜島町の居住地付近に大きな噴石が飛散したとの想定。市や県、鹿児島地方気象台、京都大などの防災機関と住民代表ら計約220人が参加した。

 鹿児島地方気象台が噴火警戒レベルを3(入山規制)から5(避難)に引き上げ、消防職員が住民を戸別訪問して避難を促した。市職員は島内の観光施設を封鎖。避難バスの運行や国道の通行止めなど、島内避難の手順を確認した。

 視察した下鶴隆央市長は「火山防災のトップシティとして、大規模噴火でも犠牲者ゼロを目指す」と強調した。地域防災計画に警戒範囲3.5キロを新設した場合、避難対象の住民は38世帯60人から110世帯175人に増える。

 古里西・東の町内会長を務める岩森正さん(69)は「南岳は巨大な噴石も飛ぶので、改めて避難手順を確認できてよかった」と話した。
 
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