横山富美子氏が出馬表明
「原発ない社会つくる」
(2020-06-09)
霧島市の医師横山富美子氏(73)は6月8日、市内で会見し、7月12日投開票の県知事選に無所属で立候補すると正式に表明した。原発ゼロ社会と憲法9条実現を政策の柱とし、「(同じ主張の人が)誰も出ていないため出馬する。私たちの考えを浸透させるのも一つの大事な目的」と説明した。
原発の危険性を指摘し、「今は原発のない社会をつくるという目標からずれたり、逆行したりしている」と主張。40年の運転期限を迎える九州電力川内原発を「できるだけ早く止めるに越したことはない」と述べた。
西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転や自衛隊基地建設計画に触れ、「近隣諸国への威嚇に相当し、憲法9条に抵触する」と反対した。取り組む政策を11日発表する。
霧島市出身で九州大学医学部卒。鹿児島大学病院勤務などを経て1995年、地元に清水内科を開業した。かごしま九条の会の初代共同代表を務めた。反原発や護憲派でつくる市民団体が擁立し、与野党問わず広く支持を求める考え。
次期知事選には、現職の三反園訓氏(62)、新人で元鹿児島大学特任助教の有川博幸氏(61)、新人で前九州経済産業局長の塩田康一氏(54)、前知事の伊藤祐一郎氏(72)、新人で元岩手大学教授の八木一正氏(70)が立候補の意向を表明しており、横山氏で6人目。全員が立候補すれば戦後最多となる。
原発の危険性を指摘し、「今は原発のない社会をつくるという目標からずれたり、逆行したりしている」と主張。40年の運転期限を迎える九州電力川内原発を「できるだけ早く止めるに越したことはない」と述べた。
西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転や自衛隊基地建設計画に触れ、「近隣諸国への威嚇に相当し、憲法9条に抵触する」と反対した。取り組む政策を11日発表する。
霧島市出身で九州大学医学部卒。鹿児島大学病院勤務などを経て1995年、地元に清水内科を開業した。かごしま九条の会の初代共同代表を務めた。反原発や護憲派でつくる市民団体が擁立し、与野党問わず広く支持を求める考え。
次期知事選には、現職の三反園訓氏(62)、新人で元鹿児島大学特任助教の有川博幸氏(61)、新人で前九州経済産業局長の塩田康一氏(54)、前知事の伊藤祐一郎氏(72)、新人で元岩手大学教授の八木一正氏(70)が立候補の意向を表明しており、横山氏で6人目。全員が立候補すれば戦後最多となる。
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