塩田康一氏が出馬表明
「古里の発展に一身」
(2019-12-24)
元九州経済産業局長の塩田康一氏(54)=鹿児島市=が12月23日、県庁で記者会見し、2020年夏の県知事選に無所属で立候補すると正式表明した。「豊富な地域資源を生かし、鹿児島をもっと元気で豊かにしたい。古里の発展に一身をささげる」と語った。
24日に自民、公明両党に推薦願を出す方針。「自治体の首長、経済界の支援も得ながら態勢づくりを進めたい」と述べた。
県を取り巻く環境を「少子高齢化が進み厳しい状況」と説明し、産業振興、地域の人材づくりを政策の柱に挙げた。「基幹産業の農業、観光を伸ばす一方、新規産業の創出に力を入れる。関係者全てとワンチームで取り組みたい」と強調した。
九州電力川内原発について、「(原子力規制委員会の)基準をクリアした原発は再稼働を容認せざるを得ない。安全を最優先に考えるべきだ」、新総合体育館建設には「場所が先行している印象がある。中身の議論がもっと必要」と話した。
東京大学を卒業後、1988年に旧通産省に入省。昨年6月から九州経済産業局長を務め、知事選出馬のため21日に退職した。
次期知事選には、現職の三反園訓氏(61)、鹿児島大学特任助教の有川博幸氏(61)が立候補を表明。他にも擁立を模索する動きがある。
24日に自民、公明両党に推薦願を出す方針。「自治体の首長、経済界の支援も得ながら態勢づくりを進めたい」と述べた。
県を取り巻く環境を「少子高齢化が進み厳しい状況」と説明し、産業振興、地域の人材づくりを政策の柱に挙げた。「基幹産業の農業、観光を伸ばす一方、新規産業の創出に力を入れる。関係者全てとワンチームで取り組みたい」と強調した。
九州電力川内原発について、「(原子力規制委員会の)基準をクリアした原発は再稼働を容認せざるを得ない。安全を最優先に考えるべきだ」、新総合体育館建設には「場所が先行している印象がある。中身の議論がもっと必要」と話した。
東京大学を卒業後、1988年に旧通産省に入省。昨年6月から九州経済産業局長を務め、知事選出馬のため21日に退職した。
次期知事選には、現職の三反園訓氏(61)、鹿児島大学特任助教の有川博幸氏(61)が立候補を表明。他にも擁立を模索する動きがある。
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