8人立候補で再選挙の恐れ
投票率前回並みなら19万票必要
(2020-06-21)
7月12日投開票の鹿児島県知事選には現職、元職、新人の計8人が立候補の意向を表明している。このまま全員が立ち、得票が分散した場合、再選挙となる可能性がある。公職選挙法には、首位の得票が法定得票数(知事選は有効投票総数の4分の1)に届かなければ「当選人」とはならないとされるからだ。
県の6月1日時点の選挙人名簿登録者数は135万3946人。知事選の投票率が前回16年と同じ56.77%と仮定して単純計算すると、再選挙回避には最低19万2159票の得票が必要となる。誰も届かない場合、14日間の異議申立期限の翌日から50日以内に再選挙となる。
ちなみに前回立候補した2人の得票は42万6471票、34万2239票だった。
総務省によると、首長選ではこれまで再選挙が6例あるものの、知事選は前例がない。県内では6人が立候補した2017年の西之表市長選が再選挙となった。首位の得票数が法定得票数(2543票)に115票足りなかった。再選挙には上位4人が立ち、1回目でもトップだった現市長が当選した。
再選挙に立候補の制限はなく、得票数下位の人の再挑戦や新たな立候補も可能だ。
知事選に立候補するには供託金300万円を収めなければいけない。有効投票総数の10分の1を超える得票があれば戻ってくるが、届かないと没収される。再選挙になっても返金されない。再選挙に立候補する場合、改めて300万円を供託しなければならない。
県の6月1日時点の選挙人名簿登録者数は135万3946人。知事選の投票率が前回16年と同じ56.77%と仮定して単純計算すると、再選挙回避には最低19万2159票の得票が必要となる。誰も届かない場合、14日間の異議申立期限の翌日から50日以内に再選挙となる。
ちなみに前回立候補した2人の得票は42万6471票、34万2239票だった。
総務省によると、首長選ではこれまで再選挙が6例あるものの、知事選は前例がない。県内では6人が立候補した2017年の西之表市長選が再選挙となった。首位の得票数が法定得票数(2543票)に115票足りなかった。再選挙には上位4人が立ち、1回目でもトップだった現市長が当選した。
再選挙に立候補の制限はなく、得票数下位の人の再挑戦や新たな立候補も可能だ。
知事選に立候補するには供託金300万円を収めなければいけない。有効投票総数の10分の1を超える得票があれば戻ってくるが、届かないと没収される。再選挙になっても返金されない。再選挙に立候補する場合、改めて300万円を供託しなければならない。
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