鹿児島県知事選25日告示 過去最多7人か
(2020-06-24)
任期満了に伴う鹿児島県知事選挙は25日告示、7月12日に投開票される。現職1、元職1、新人5の計7人が立候補を予定しており、このままいけば1947年の5人を上回り過去最多となる。九州・沖縄でも佐賀(47年)と長崎(2010年)の7人と並んで最多タイ。
新型コロナウイルスの感染防止、生活・経済再生の両立という難しいかじ取り役に誰がふさわしいか、リーダーシップが問われる。40年間の運転期限を迎える九州電力川内原子力発電所(薩摩川内市)の20年延長問題への対応も争点となりそうだ。
7人は、再選を目指す三反園訓氏(62)、元鹿児島大学特任助教の有川博幸氏(61)、前九州経済産業局長の塩田康一氏(54)、前知事の伊藤祐一郎氏(72)、医師の横山富美子氏(73)、元民放アナウンサーの青木隆子氏(57)、元高校教諭の武田信弘氏(66)。
昨年12月の現職を皮切りに、年明け2月までに保守系4人が相次いで立候補を表明。6月に入り、さらに4人が名乗りを上げ(1人は断念)、異例の乱立模様となった。
4年前に伊藤氏を推した自公は、今回三反園氏を推薦し組織型選挙を挑む。一方、前回三反園氏を共闘支援した野党は反現職を前面に打ち出す「ねじれの構図」となっている。
野党4党は統一候補擁立を探ったが5月末に断念。共産は横山氏を推薦、社民は自主投票を決めた。立憲民主、国民民主は告示直前まで伊藤氏、塩田氏の一本化を模索。一部の自民県議や党支持者が2人を支援する動きもある。既成の政党・団体と距離を置く立候補予定者も複数いる。
7人立候補の場合、得票が分散し首位の得票が有効投票総数の4分の1に届かず、再選挙となる可能性もささやかれている。
新型コロナウイルスの感染防止、生活・経済再生の両立という難しいかじ取り役に誰がふさわしいか、リーダーシップが問われる。40年間の運転期限を迎える九州電力川内原子力発電所(薩摩川内市)の20年延長問題への対応も争点となりそうだ。
7人は、再選を目指す三反園訓氏(62)、元鹿児島大学特任助教の有川博幸氏(61)、前九州経済産業局長の塩田康一氏(54)、前知事の伊藤祐一郎氏(72)、医師の横山富美子氏(73)、元民放アナウンサーの青木隆子氏(57)、元高校教諭の武田信弘氏(66)。
昨年12月の現職を皮切りに、年明け2月までに保守系4人が相次いで立候補を表明。6月に入り、さらに4人が名乗りを上げ(1人は断念)、異例の乱立模様となった。
4年前に伊藤氏を推した自公は、今回三反園氏を推薦し組織型選挙を挑む。一方、前回三反園氏を共闘支援した野党は反現職を前面に打ち出す「ねじれの構図」となっている。
野党4党は統一候補擁立を探ったが5月末に断念。共産は横山氏を推薦、社民は自主投票を決めた。立憲民主、国民民主は告示直前まで伊藤氏、塩田氏の一本化を模索。一部の自民県議や党支持者が2人を支援する動きもある。既成の政党・団体と距離を置く立候補予定者も複数いる。
7人立候補の場合、得票が分散し首位の得票が有効投票総数の4分の1に届かず、再選挙となる可能性もささやかれている。
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