7陣営 準備大詰め
(2020-06-25)

選挙はがきを仕分ける立候補予定者の事務所スタッフら=6月24日、鹿児島市
現職の三反園訓さん(62)の事務所では、スタッフが出陣式の段取りをチェック。陣営幹部は「候補は公務で多忙のため、準備万端とは言えないが、結束力は高まっている。一丸となって取り組む」と力を込めた。
新人の有川博幸さん(61)の事務所では、25日の雨予報を受け、雨がっぱや傘を用意。選挙ポスターの配送を終えて一息ついていた陣営幹部は「準備は整った。これまでやってきたことを信じて無心で突き進む」。
新人の塩田康一さん(54)の陣営は、水色ののぼりや雨具を街宣車に積み込んだ。出陣式で密集を防ぐことも確認。陣営幹部は「党派を超えた戦いになる。告示後は草の根で走り抜けるしかない」と意気込んだ。
「できることはすべて済ませた。期待の声が寄せられており、本番に向けて盛り上げていく」と語るのは元職の伊藤祐一郎さん(72)の陣営幹部。選挙期間中の街宣活動をほぼ固めるなど準備に余念がなかった。
新人の横山富美子さん(73)の事務所では、スタッフが郵便物の宛名書きや仕分け作業などを急いだ。陣営は「立候補の出遅れは否めない。名前を覚えてもらうため、告示後はフル回転する」と気を引き締めた。
新人の青木隆子さん(57)の事務所では、スタッフが選挙カーの行程や支援者の名簿を確認した。「県内をくまなく回って政策を訴えるとともに、インターネットを駆使したこれまでにない戦いを展開したい」
1人で選挙戦に挑むという新人の武田信弘さん(66)は、ポスターやチラシの制作、報道機関へのアンケート回答などで大忙し。武田さんは「県内全域を回り、多くの人に主張を訴えたい」と話した。
[一覧]