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鹿児島市長選告示まで1週間 新人4人、支持拡大図る

(2020-11-15)
写真左上から時計回りで、下鶴隆央氏、松永範芳氏、上門秀彦氏、桂田美智子氏
写真左上から時計回りで、下鶴隆央氏、松永範芳氏、上門秀彦氏、桂田美智子氏
 任期満了に伴う鹿児島市長選挙と、議員辞職による市議補選は、22日告示、29日投開票される。市長選に立候補を表明したのは、いずれも新人で、前県議の下鶴隆央氏(40)、前副市長の松永範芳氏(62)、前市議の上門秀彦氏(66)、元市議の桂田美智子氏(67)。他に目立った動きはなく、4人の戦いとなる公算が大きい。コロナ下で各陣営とも大規模集会などを控える一方、街宣活動やあいさつ回りで支持拡大に懸命だ。

 下鶴氏は、若さと県議10年の経験を強くアピールしながら、県議時代と同様、政党や団体に頼らない草の根運動を展開する。「一人一人のための政治」を訴え、支援者回りを中心に、街頭でのつじ立ちやスポット演説を始めている。勝手連の動きも活発化している。

 松永氏は、実質的な森博幸市長の後継として約300の企業・団体の推薦や自治労県本部の支持などを得た。市職員OBによる長期市政批判に、陣営は豊富な経験や実行力を強調。認知度アップに向け、あいさつ回りや集会・催しへの参加を精力的にこなしている。

 市議出身では初の立候補となる上門氏は、自民党県連の推薦を得た。市議32年で培った人脈を基本に、地域に根ざす党市議団や県議の応援を頼みに、支持拡大を狙う。陣営は「地域の末端までいかに支持を浸透させられるかが、勝敗の分かれ道になる」と力を込める。

 最後に名乗りを上げた桂田氏は連日、市議補選新人候補との街頭演説や支援団体へのあいさつ回りをこなす。コロナ下で医療機関や事業者の経営が厳しさを増す中、「市民の命と暮らしを最優先に守る市政」を掲げ、後援会のビラ配布や広報車で支持を訴える。

 市議補選には、新人や元職の7人前後が立候補の準備を進めている。
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