鹿児島市長選、22日告示 新人4人が立候補表明
(2020-11-21)

鹿児島市役所
市長選に立候補を表明しているのは、前県議の下鶴隆央氏(40)、前副市長の松永範芳氏(62)、前市議の上門秀彦氏(66)=いずれも無所属、元市議の桂田美智子氏(67)=共産。4期16年務めた森博幸市長(71)は引退する。
下鶴氏は若さと県議経験を前面に「“このまま”よりも“これから”を」と訴え、政党や団体に頼らない草の根運動を展開。新型コロナウイルス対策や産業振興、子育て支援などを政策の柱に据える。
松永氏は、社民党や約350の企業・団体から推薦を得た。森市長も応援する。「市民を守り、未来につなぐ」市政を掲げ、即戦力をアピールしながらコロナ対策や経済、防災などの政策を訴える。
上門氏は自民党のほか、約80の団体から推薦を受ける。32年の市議経験をアピールし「議会と市民の声を反映させ、シンプルでスピーディーな市政」を訴える。地方創生を市政の柱とする。
共産党公認の桂田氏は、12団体でつくる「市民の市政をつくる会」の推薦を受ける。「女性目線のあったか市政」を目指し、コロナ対策や脱原発、女性活躍、子育て安心のまちづくりを訴える。
立候補の届け出は、市長、市議補選ともに午前8時半~午後5時、市役所で受け付ける。投票は29日。

投票所整理券入りの箱を積み込む市職員ら=17日、鹿児島市山下町

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