コロナ下のリーダー 何求める?
決断・行動力が上位
(2020-11-28)

■本紙100人アンケート
アンケートは告示後の26日にJR鹿児島中央駅周辺で、18歳以上の市民を対象に実施。(1)コロナ下のリーダーに求める資質(10項目から三つ選択)(2)理想のリーダーとして思い浮かぶ著名人(3)投票に行くか-を聞いた。
リーダーに求める資質は「決断力」が74票、「行動力」が63票で上位を占め、「アイデア・発想力」38票、「先見性」37票と続いた。一方、「経験」と「若さ」はそれぞれ16、12票。年齢や実績よりも、リーダーの能力に期待していることがうかがえる。
吉村知事の名前を挙げたのは12人で「発言に説得力がある」「若い割にしっかりしている」と人気だった。2番目に多かった(8人)元大阪市長の橋下徹さんは「国や県に物事をはっきり言ってくれそう」。12月で引退する森博幸市長は、田中角栄と小泉純一郎の両元首相、ジャーナリストの池上彰さんと同数の5人だった。日本シリーズを制したプロ野球ソフトバンクの工藤公康監督というタイムリーな回答もあった。
新人4人が争う今回、投票に「行く(行った)」は74人、「行かない」「分からない」は各13人。アンケート上の“投票率”は高かった。29日も数字が伸びることを期待したい。

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